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企業別組合とマルクス・エンゲルスの労働者組合論
価格:1,100円
宮前忠夫 編/訳/著
(国際労働問題研究者)
宮前忠夫 (著)
100年近く前、財界が組織し「労働組合」の名を冠せ、法認させることに成功した「企業別組合」、それからの脱却を目指す組織・理論の研究が急がれる。一世紀半、荒波を潜り抜け「持続可能な知的エネルギー資源」となっているマルクス・エンゲルスの労働者組合論を、「批判的に」学び、実践し理論をたたかわせ、今に相応しい「労働者組合論」実践的に書き上げてみようではないか。 従来の誤訳等をただして発刊した初版(新訳・新解説「マルクスとエンゲルスの労働組合論」2007年刊)を増補・改題し、さらに始めて触れる人にも理解が進むように、日本に於ける労働者組合運動の歴史と到達点との関連性等を第1部に加え、あらためて今の時代に提案する。 本書が、実践的深求と努力に少しでも役立ち、イニシアチブを発揮しようとする人々の励ましとなることを切に願いつつ・・・・
目 次
序章 今なぜ、「マルクスとエンゲルスの労働組合論」か
第一章 マルクスとエンゲルスの労働組合論
第二章 マルクスもエンゲルスも想定しなかった企業別組合━グローバル化に対応できるか?
第三章 『資本論』を誤訳させた“Trades’Union”
第四章 労働時間と価値、価値法則
第五章 マルクスとエンゲルスの賃金論、価値法則論
第六章 マルクス『賃金・価格・利潤』
第七章 万国の労働者団結せよ!
第八章 マルクス「労働組合。その過去.現在.未来」
「続き」を書き上げるのは誰か―「まとめ」に代えて